
『ガラッと変わった僕の評価』
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レポートその1
ユーチューブに投稿したいけどいまいちわからない管理人の隼人です!
こんバーガー!!
さて、今回は僕の評価を載せたいと思います。
今回一番大事にしなくちゃダメなのは、地域性や思いという部分でした。
正直、兵庫県民の私の場合、関西の団体、ハンバーガー屋のことは他の地域の方のことよりも事前に努力や思いを知っているのでその辺のことをいかに、フラットにして見れるかを意識しました。
そして、初参加の団体とベテランの団体とでは、あきらかにスタート地点が違うというのもあり、もちろんそれまでの町おこし、連携はみるが、PRタイムにどれだけその思いが伝わるかを重要視してみてみました。






そして僕のトップ10と評価
1位「奥日野きのこのコンフィバーガー」
THE BURGER STAND BUBNOVA (鳥取県米子市)

まず、先に言っておきますが僕の周りでは有名というかほぼ知られてるほど椎茸が嫌いでまったく食べられません。物心ついた時からこんなまずい食べ物はしりません。いまだに椎茸は大嫌いです。
そしてこのきのこのコンフィバーガーは去年も食べました。

↑こんな椎茸の写真を撮ることはもうないだろう(笑)
その時この椎茸は食べられたのです。まぐれ?でももう一度確認したくないなーってそんな思いで今回も目の前に現れました。
エリンギなどに紛れながら椎茸もごろごろ、怖ぇ〜と思いながらあえてまず椎茸を食べてみた。
あれ?うま!前もそうだったけどなぜか嫌いな味がしない。わずかにあっ、椎茸やと思う椎茸の風味はあるが旨味は違う。
そしてハンバーガーをかぶりつくとこれがまた絶品!!
パティはオージー産で地元の牛で挑戦したがどうしてもバランスが崩れるというか合わなかったということで、椎茸、きのこをとにかく活かすために作られた絶品のバーガーだったと思う。
パティこそちがうものの、ソースやディップにもきのこを使い奥深い味わいのハンバーガーとなっていた。
全てが地元産というのがある意味当たり前になりつつご当地バーガーだが、それによってバランスが崩れたり一番何を訴えたいかが濁ってしまっているバーガーもあった。
そういう意味では、この「奥日野きのこ」をとにかく活かして主張し日野町をPRするという意味では僕にはとてもわかりやすくそしてクオリティの高いものになっていたと感じた。
ネーミングとテーマが合致し、そして生産者の思いや一体感が短いPRの中でも伝わるものがありその他の審査の総合で僅差ではあるが1位となりました。
皆さんとも写真を撮ってもらいました。

この日もこれだけの方が応援にこられていたんだと改めていい団体だったなと感じました。
2位「あわじ島オニオンビーフバーガー」
淡路島オニオンキッチン(兵庫県南あわじ市)

昨年度個人投票1位のこちら。
グランプリをとっただけあってやはり抜群の安定感いや、進化力がすごく、一番勢いのある団体だったのではないでしょうか。
とくに淡路島が一体となって活動されてる印象が強く兵庫県民である僕の耳にもよく友人から食べに行ってきておいしかったという声をきくようになりました。
一番すごいのは完全に地産地消という点ではないだろうか。ソースに使うトマトやにんにくまで淡路産というこだわり。
オペレーションもすごくよく考えてられていて、一般投票1位という実力は納得です。
2位「ザ・プレミアム別海ジャンボホタテバーガー」
別海ジャンボグルメ地域活性化協議会 (北海道別海町)

3連覇を狙うために北海道からきたご当地バーガー界のトップに君臨するこちらは、まずなんといっても地域性・連携・地域愛というのが断トツで伝わるものだった。
PRでは言葉の一言一言が胸に届き涙がでそうになりました。
あえて大きく、ソースなど味の主体を変化させて挑まれた今回のバーガーも地元のチーズなどを活かした絶品であった。
それを一般投票でどのように左右したかはわからないが、十分別海町という町はこの数年間でしられていったと思います。
来年も楽しみです。
2位「近江米バーガー茶漬け「うなぎ」」
鰻彩堂(滋賀県)


これは自分でもまさかなのですが、今までの「ご当地バーガー」という認識が今回大きく変わってきたのが要因の一つです。
こちらはPRが実はすごくいろんな連携をされているのがわかりました。
また飽きていくバーガーもあるのですが、この謎の茶漬けバーガーは、毎年食べても飽きがこないというよりも、おいしいと思う気持ちが増していました。
一つで全く違う食べ物を食べることができることを考えるとコスパも高く感じました。
そして気が付けば2位という自分でもいまだにこのバーガー茶漬けといっしょに困惑?しつつも好評価となりました。
5位「高槻バーガー」
T's☆Diner (大阪府高槻市)

正統派バーガーの中に地元愛がみっしり詰まったバーガー。
クオリティはもちろん地域愛、PRもよく伝わり平均的に全て高かった。
バーベキューソースも地元の産物を使用したりと味のバランスにも気を使われ本当においしいバーガーでした。
関西でのイベントなどによんでもらうことがあってその思いをよく知っているだけに結果発表後の寺川さんの悔しそうな姿は忘れられないです。
5位「大山鶏ひたひた大根バーガー」
伯耆キズナバーガーズ (鳥取県伯耆町)

こちらは、見た目では想像つかなかったものと食べてびっくりのギャップ、そして生産者に対する思いなどがPRタイムですごく感銘を受けました。
バーガーのクオリティはまだまだ改善していけるように思うが十分おいしかったです。
今までにないタイプのルーキー的存在で、これからがすごく楽しみです。
7位「大山僧兵バーガー禅」
宿坊 山楽荘・和 Cafe&Diningえんや淀江店

こちらもベテラン店舗となりました。
食べやすくするために、バンズがわりのライスバンズは餃子の羽のように焼くことで表面がパリッとして崩れにくくされていて、進化していました。
味もバランスがよくなっておりおいしかったです。
8位「極上丹波牛京九条ねぎ玉スペシャル味噌チーズバーガー」
マハロ (京都府京都市)

優勝するんじゃないかな?っと本気で思っていたこちらは、まずバーガーのクオリティが半端なく各素材の風味だったり味、食感が活かされていて絶品であった。
思いもすごく伝わり、結果発表のときの悔しさをこらえられている姿は忘れられません。
もっと早くハンバーガーを提供してさばいていければ結果は違っていたのかもしれないですね。
8位「宮城県産森林どりビッグチキンバーガー」
ラテラチキン

これは、好みになってしまうがチキンのうまさにちょっとびっくりしました。
そして経験がものをいうオペレーション力が高かったと思います。
10位「牡蠣クリームコロッケバーガー」
キッチンSANSARA (兵庫県たつの市)

ポークパティのハンバーガーからガラっと変化させて牡蠣クリームコロッケを使用。牡蠣をゴロっとつかうのではなく牡蠣をペーストにしたものを使用することで風味と旨味が凝縮された一品でした。
これにより牡蠣嫌いの方でも食べやすくなりアイデアもいいと思いました。
10位「鳥取和牛極上2種のWチーズバーガー」
焼肉 黒 (鳥取県)

昨年は正直期待感を裏切られたのですが、今年は本当によく改善されていてそのスタンス通りの一品となっておりおいしかったです。
個人店ではなかなか大きな連携は難しいと思うのですが、その中でできる限りのことをやってこられてるように感じました。
10位 「若狭高浜曙バーガー」
曙食道 (福井県高浜町)

こちらは、いつも肉はおいしいがどこか惜しいなっておもっていたのですが、すごくまとまったものに変わっていました。若狭漬けもいいアクセントになっていました。
そしてコスパが高いなと感じました。
オペレーションもがんばっておられて、今回本選で10位ランクインも納得です。
以上で僕の評価となります。
今年は本当にどこもハンバーガーのレベルがあがっていて、審査は難しかったです。
いろいろ手を加え改善するよも前の単純だったほうがよかったりしたものなどもあったりもしましたが、そこがハンバーガーの難しさでもあるのだなと思います。
そして地域への愛だったり、思いといのは本当に判断が難しかったです。
いかにPRタイムで伝わるかを意識しました。
また、関西勢がすごく活躍された背景の一つは、もともと地元産をいかした、「グルメバーガー」としても活躍されていたことでクオリティが高く、一般投票でも人気があるのだと思います。
本当に各団体のうれし涙も悔し涙も美しく、それぞれのドラマがあること、それを左右する権限を僕らが大きくもっていることを実感しました。
審査員によって、さまざまな視点がありおもしろくもあり難しい立場でしたがいい経験ができました。
ありがとうございました。
その3に続く

